今日の様子(10/20)

施設ブログ

ウェルスマイルが開所してもうすぐ2ヶ月を過ぎようとしています。利用して頂けるお子様も少しずつですが増えてきています。保護者の皆様や関係者には大変感謝しています。
関係機関に挨拶回りに伺うと、「ブログ見てますよ!」という励ましの声も頂きます。皆様に少しでも良いものが提供できれば幸いです。これからも積極的に情報発信をしていきます。

個人が特定できない様に、画像を一部加工しています。

今日は今月お誕生日を迎えるお子様の誕生日会を行いました。ウェルスマイルでは初めてのお誕生日会です。ささやかですが、手作りのお誕生日カードをプレゼントしました。カードを手渡しした際に、手をしっかりと見ながら受け取っていました。療育で「目と手の協調性」を練習してきた成果も出ていました。

個人が特定できない様に画像を一部加工しています。

今日は聖隷クリストファー大学言語聴覚学科の教授の先生が来て頂ける日です。毎月1回20日前後に来てくれます。
初めて来て頂きましたので、今日は飲み込みの評価をして頂きました。写真はストローでごく少量のお水を飲んで頂き、先生が飲み込みの様子を聴診器で聞いている場面です。
食べ物が安全に食べられるためには、大きく分けると「食べ物をすり潰して塊にする」「塊を喉まで送る」「飲み込んで胃まで送る」という3つの過程があります。どれが欠けていても安全に食事をする事ができません。
食事は生命維持に必要不可欠です。言語聴覚士に飲み込みのアドバイスを頂きながら、安全な食事ができる様に情報発信するのも療育です。色々な方面からお子様の「個の力」を伸ばしていきたいです。

個人が特定できない様に画像を一部加工しています。

次の写真です。以前は頸の座りが少し悪い状態でした。背もたれなしで座ると頭が前に倒れる事があります。今日はそこから自ら頭を戻す事が可能でした。しかも声がけに対して左右両方をむこ事も可能でした。頸の座りが非常に良くなってきている事がわかります。
姿勢の保持には体幹の固定も必要ですが、動作の起点は首から起こることから、頸のコントロールは必須です。重力に抗した姿勢を取る事で頸周囲の筋に刺激が入ります。写真のように、背もたれや頭の支えがない状態で座るのを繰り返すことで姿勢のコントロールが上手にできる様になります。
姿勢に対してアプローチを行うコツは、固定する場所と動きのある場所をはっきりと分ける事です。その子の今成長させたい箇所を見極めることが療育を進める上で重要なポイントです。

ウェルスマイルでは色々な角度から個を伸ばす療育を行なっています。また、お子様が通院している病院のリハ専門職との連携を強化していく予定です。
次回言語聴覚士の先生が来所するのは11月22日火曜日です。飲み込みのアドバイスのご希望がある方はいつでもご相談ください。

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