今日の様子(11/25)

施設ブログ

ウェルスマイルが開所してもうすぐ3ヶ月となります。今までこの地域には無かった新しいサービスを展開しており周知が不十分であることと、古い慣習が蓋となっていて飛躍的に前進はできていませんが、ご利用者様やご家族、支援してくださっている関係者の皆様のお陰で少しづつですが前進しています。
この3ヶ月間で学んだことは、「出る釘は打たれやすいが、釘も太ければ打たれても引っ込まない」です。周りからの逆風があっても、信念と自信を持っていれば揺らぐことはないです。
これからもウェルスマイルは専門職による療育を積極的に提供して、「個の成長」にこだわっていきたいと考えています。それと、この地域の課題でもある「福祉と医療との連携」の橋渡しを行いたいです。
皆様のご理解とご協力をよろしくお願いします

個人が特定できない様に、画像を一部加工しています。

今日は体調不良のお休みがあったので、15時30分下校でしたが余裕を持って療育を行う事ができました。写真はうつ伏せでのリラクゼーション・ストレッチが終わった後に、理学療法士2名で頚部と下肢を同時に動かしています。
これには理由があります。写真のお子様は首の動きがだいぶ良くなってきました。重症心身障害の場合、首の傾きで身体の緊張が変化する事が良くあります。これは専門的には頚反射といいます。通常歩ける様になる1歳程で消失していきますが、それが残っている場合があります。
したがって、一人が頚を動かしている間にもう一人の理学療法士が下肢を動かして緊張の度合いを見ています。
筋の緊張が強い状態で無理矢理関節を動かすと、筋や関節を痛めてしまう恐れがあります。なるべくリラックスした状態で関節を動かす事が必要です。それを行っています。
これが出来るのは理学療法士が複数在籍しているからです。ウェルスマイルでは、専門職が複数在籍しているメリットを活かして療育を展開していきたいです。

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