今日の様子(12/12)

施設ブログ

日曜日より高校サッカーの新人戦がスタートしました。私がコーチをしている高校は中部地区予選で第1シードですが、初戦はPK勝ちという結果でした。しかもPKのスコアが、11対10という珍しいスコアでした。W杯もPKで決着がつく試合が多いです。前日にPKの準備をしておいて良かったです。

個人が特定できない様に、画像を一部加工しています。

まずは高校2年生の様子です。筒を手渡しして持つ様子を観察しました。今回のポイントとしては筒の握り方です。写真の指に注目してください。人差し指が筒に触れていません。また親指は写真ではわかりづらいですが、添えている程度です。主として薬指と小指で持っています。
握りに関してはほぼ完成していると考えます。ここから摘みへと発展させて行きたいです。そのために、手を使う作業に親指と人差し指を積極的に参加させる工夫を考案中です。写真のお子様は卒業後に通う予定の場所で軽作業を行います。そのために今の段階から指を使うことをたくさん経験を行いたいです。

個人が特定できない様に、画像を一部加工しています。

今日は仰向けでの活動を多めに行いました。写真はタンポを使って色付けを行っている様子です。画像処理の関係でお見せできないのが残念ですが、活動を行っている間、目線がタンポに合っていました。タンポの持ち方ですが、親指側が下になっています。本来ならば小指側を下にしたいところですが、関節の硬さの問題で親指が下になってしまいました。ただ、関節の動きが良くなってきています。次の目標としては、小指側を下にして作業を行えるように療育を継続して行きたいです。
正しい持ち方で行うことも必要ですが、今回の主目的は、自分自身のアクションに対してリアクションを感じてもらうことです。目の動きが良くなってきましたので、目的は達成できたと考えています。
療育は少しづつの積み重ねが重要です。「できた」の積み重ねをたくさん経験できるようにしたいです。

個人が特定できない様に、画像を一部加工しています。

次の写真もタンポで色付けを行っている場面です。理学療法士が座位を行っている時に保育士が誘導して実施しました。
写真のお子様も目的としては、自分自身のアクションに対してリアクションを感じてもらうことです。重力を感じる姿勢で覚醒レベルを上げた状態で実施しました。頚のすわりが少し大変ですが、頭の位置が多少変化しても紙を注視する事が可能です。
目の発達は、①静止している物の注視できる。②自分が動いているが静止しているものを注視できる。③自分が静止して動いているものを注視できる。④自分も動きながら動いている物を注視できる。という段階で発達して行きます。
療育を実施していく上で目の発達段階の確認は重要な要素です。それぞれの段階をステップアップするには環境設定が重要となります。ウェルスマイルでは、個人の発達段階に合わせた環境設定で療育を行なっています。したがって同じ活動を行うにしても、それぞれ異なった環境設定で実施しています。

近日中に「発達支援と療育」というブログを更新します。日々の様子を更新するのと合わせて、お役立ち情報も少しづつ情報提供していく予定です。是非お付き合いください。

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