今日の様子(12/14)

施設ブログ

今日は急に寒くなりました。風も強くて空気も乾燥しています。この時期は風邪をひきやすいので、十分注意してください。

個人が特定できない様に、画像を一部加工しています。

写真はうつ伏せを行いながら手浴をしている場面です。前回実施したところ頭を上げて背筋が伸びる回数が多かったので本日も実施しました。
うつ伏せをとる目的には様々あります。写真のお子様の場合、股関節に体重を掛けることが目的の1番です。したがって、頭を上げて背筋が伸びると股関節に体重が乗るので、背筋が伸びるように手浴を行いました。個人情報の関係で顔を見せられないのが残念ですが、大変良い表情をしています。

個人が特定できない様に、画像を一部加工しています。

同じくうつ伏せをしている場面です。写真のお子様の場合、頭が上がってしまうと全身が緊張してしまいます。なるべく下を見るために、正面の保育士は下からアプローチをしています。目線を下に向けることで頭の動きのコントロールを行っています。
このように、同じうつ伏せでも目的が違うとアプローチ方法が変わります。お子様の状態に合わせて療育を行っていくのが個別療育の特徴です。

個人が特定できない様に、画像を一部加工しています。

続いてはうつ伏せと仰向けをおkなっているお子様です。うつ伏せ終了後に仰向けで首回りのストレッチを行いました。写真では少しわかりづらいですが、今日は左が下になる様な側臥位をしています。これからの目標として、「仰向け・うつ伏せ以外にも姿勢を取れる」ことを行なっていきたいと考えています。姿勢の選択肢が増えることはお子様にとって有意義な事です。その一つに「視野が広がる」があります。仰向けは上、うつ伏せは下が主な視線となります。横向きで寝ることができると水平面での視野が確保できます。視覚の刺激がたくさん入る様になるので、療育の可能性が広がります。これからは横向きを少しづつチャレンジしていきます。

個人が特定できない様に、画像を一部加工しています。

装具を使って立つ練習をしています。現在、ほとんど支えなくても装具があれば立っていることは可能です。次のステップとして杖を持って立つことに移行したいと考えています。そのために必要な要素として、「杖を握る」「手を押して体重を掛ける」があります。
今日は立つ練習のほかに、指先の練習と棒を持つ練習をしました。棒を持つときに手のひら全体で包み込むように棒を持つのを少しづつ練習していこうと考えています。
写真のお子様は病院でもリハビリを行なっています。病院の外来リハとウェルスマイルの療育が同じ目標で行うことができれば効果は倍増です。
ウェルスマイルでは、理学療法士が病院の理学療法士と連絡を取り情報共有に努めています。理学療法士が在籍しているメリットを最大限に活かして、皆様に良質なサービスを提供していきたいです。

放課後等デイサービスで安全・安心に過ごして頂く事は必要な事です。それは事業所として当然のことと考えています。放課後等デイサービスでは安全・安心を担保し、その上で積極的な個別療育が求められています。ウェルスマイルでは「個の成長」をサポートする事にこだわっていきたいです。今後ともよろしくお願いします。

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