保育所等訪問支援を考える

未就学のお子様に対しての保育所等訪問支援が始まります。通所支援事業の中でも少し特殊なサービスです。「通所」と聞くと、読んで字の如くですが、お子様が特定の施設に通いそこでサービスを受けるというものです。しかし、保育所等訪問支援は訪問支援員(ウェルスマイルでは理学療法士)がお子様が通っている保育所(幼稚園・保育園・小中高校等)に伺います。対象のお子様が実場面でどのような表れがあるかを観察し、専門職の立場からアドバイスを行い子供の成長をアシストするサービスです。
保育所等訪問支援の最大のメリットは、実時間・実場面でのお子様の様子を見ることができて、それに対してアプローチできることです。
並行通園や放課後等デイサービスは、実際の生活とは違う場所で個別の療育を行います。したがって専門職が個別で関わっても、それが実生活や実場面で活かされるかは見ることができません。保育所等訪問支援はそれが可能です。
一方保育所等訪問支援の最大のデメリットとしては、個別支援が難しいということです。保育所での表れを観察するので、子どもが行っている活動を止めて個別指導をすることが出来ません。

これらのことから、1番の理想は並行通園・放課後等デイサービスと保育所等訪問支援をセットで行うことが良いと言えます。
ウェルスマイルの放課後等デイサービスを利用して頂いているお子様は、保育所等訪問支援の紹介をさせて頂いています。新学期が始まったので、学校側も保育所等訪問支援の受け入れを本格的に行っていただけると信じています。
最後に今日の様子の写真を掲載します。

加速と揺らしを経験する目的で、ブランコと滑り台を行いました。

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