今日の様子

施設ブログ

今日は暑かったですね。ウェルスマイルでも冷房を入れました。体温調節が苦手なお子様も多いので、室温や湿度に注意しながら日々の支援をしています。

自力で動くことが難しいお子様は床ずれなどが出来やすいです。体の圧が一点に集中しないように、クッションなどで除圧をする必要があります。市販の除圧クッションは子供用がありません。
ウェルスマイルのスタッフがクッションを自作しました。ビーズクッションを小分けにして体に合わせた形にしてあります。
ウェルスマイルにいる専門職は全てが常勤スタッフです。お子様がいない時間帯は、支援の時間に良いサービスが提供できるように色々な活動をしています。クッションの製作もその一つです。

個人が特定できない様に、画像を一部加工しています。

うつ伏せを行っています。股関節に体重をかける事を目的に、股関節の装具をつけています。
重症心身障害のお子様は、普段仰向けやバギー(車椅子)に座っていることが多いです。この二つの姿勢に共通していることは、背中が何らかに(床や背もたれ)接していることです。背中が接しているとどうしても体内の熱が外に逃げにくいです。
うつ伏せをとると背中が解放されます。背中は自動車で言うところのラジエータの役割の様に、熱を外へ逃がしてくれます。熱がこもりやすいお子様は、仰向けや椅子座位などで背中を開放する事も必要です。

個人が特定できない様に、画像を一部加工しています。

看護師が足のストレッチをしています。写真のお子様は普段正座をしていることが多く、足が固くならない様に1日数回足を伸ばすことが必要です。ウェルスマイルではトイレのベッドと車椅子から立つ時に足を伸ばすことを行い回数を確保していました。もう少し赤い数を増やしたいと考えており、ベッドで寝てくれないかと思っていましたが、なかなかうまく誘導できませんでした。
保護者の方にお子様の好きなことを聞きながら、いろいろチャレンジしたところ、先日ベッドの上までは誘導することができました。本日は寝る様に誘導したところ、写真のようにベッドに寝てくれて、しかもストレッチまで行うことができました。
スタッフの関わりと保護者様・お子様の協力でできる様になりました。これからも継続していきたいと思います。

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