ウェルスマイルでは今月、職員の健康診断月間です。職員の平均年齢はそれほど低くないので、職員全員で健康に留意しています。お子様たちに元気を届ける仕事ですので、私たちも健康でいたいと思っています。
四つ這いの練習をする前に、バルーンを使って膝に体重をかける練習をしました。骨盤を介助して実施しましたが、膝に体重を乗せるのが上手になりました。四つ這いは股関節と膝関節を90度に保つ事が求められます。この姿勢を保つためには運動コントロールの能力の向上が必要です。運動のコントロールを向上させるためには、触覚や体重負荷などの感覚入力の経験を効率よくたくさん行う事が必要です。ウェルスマイルでは療育を通して、その子に今必要な感覚をたくさん経験できる様に行っています。
呑み込みの練習を行なっている様子です。少しわかりにくいですが、口元に注目してください。口が閉じているのがわかると思います。
この写真は食べ物(とろみを付けたジュース)を飲み込んでいる時の様子です。
これを読んでいる皆様に質問です。
皆様が食べ物を飲み込む時、口がどの様になっていますか?その時に呼吸はどうしていますか?
口は閉じており、息は止まっていると思います。
写真のお子様は、摂食訓練を開始した当初は口に食べ物が入ると舌を出したり引っ込めたりしながら飲み込んでいました。4ヶ月ほど経過して全てではありませんが、飲み込む瞬間に口を閉じて息が止まっている場面が見られる様になりました。
これは大きな成長です。
喉と口の動きが分離できてきた証拠です。これが出来てくると、いよいよ本格的に飲み込みの練習が開始できる様になります。STの先生と情報共有をしながら進めていきたいと考えています。
療育の結果が少しづつ出てきており嬉しい限りです。
ウェルスマイルでは療育を通してお子様の「個の成長」をサポートしていきます。