今日の様子(10/4)

施設ブログ

今日は仕事で聖隷クリストファー大学に行ってきました。来年「小児リハビリテーション」の講義を担当する事となりました。学生に対する講義は約10年ぶりですが、有難いお話ですので受けさせて頂きました。福祉の世界にリハビリテーション専門職の仲間を増やしたいと思っています。

個人が特定できない様に画像を一部加工しています。

最近両手を合わせる事が多くなってきたお子様です。真ん中の意識が高くなっています。座りながらおもちゃで遊ぶ時も両手遊べる様なおもちゃを渡す様に工夫しています。

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この写真は蛇腹のおもちゃを渡している写真です。以前は片手で撮る事が多かったですが、両手を伸ばして撮る事が増えてきました。それに伴って背筋も伸びて猫背になる事が少なくなってきました。両手動作が出来てくると遊びの質が変化してきます。両手へのアプローチは集中的に行っていきたいです。
もう一枚写真を紹介します。

個人が特定できない様に画像を一部加工しています。

顔を隠しているので分かりづらいですが、おもちゃを持って口まで運んでいます。これは大変嬉しい事です。発達段階においてなんでも口に持っていく時期があります。これは、物の形状や質感を手だけではなく口や舌を使って確かめる行為です。子供の成長にとって欠かすことのできない行為です。最近良い反応がたくさん出てきています。これを見逃さないで療育を継続していきたいです。

個人が特定できない様に画像を一部加工しています。

続いての写真はうつ伏せクッションでストレッチをおこなっているお子様です。私自身ストレッチを行う時は思うように表情を確認する事ができませんが、腰回りのストレッチを行うと、非常に良い笑顔になります。それと緊張が取れてくると聴覚の刺激が入りやすくなるのは以前紹介しましたが、眼の動きが安定してくる事が分かりました。写真のお子様は気分があまり良くない時は眼の動きが多くなります。逆に気分が良いと目線が合ってくるのがわかります。
お子様一人ひとりの良い反応を確かめて、見逃さないように療育を進めていきたいです。

お子様達は学校に通って非常に疲れていると思います。疲れている状態で放課後に個別療育を実施すると、さらに疲労が溜まるのはすごく分かります。ウェルスマイルでは、看護師が2名常駐しています。ベテランの看護師が利用して頂いているお子様達の体調管理をしてくれています。利用毎に血圧や脈拍などを確認しながら全身のチェックをしてくれています。もちろん療育にも参加してくれています。皆様安心してご利用ください。よろしくお願いします。

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