今日の様子(11/16)

施設ブログ

ウェルスマイルでは毎月16日にランチミーティングを行っています。掛川市内のお弁当販売店で注文しています。今月は「お弁当屋おはな」です。アイキャッチ画像は職員が注文した、「から揚げのり弁当」です。お昼ご飯でパワーチャージができました。

個人が特定できない様に、画像を一部加工しています。

まずは長下肢装具で立位を行っているお子様です。手放しで立位を行なっていますが、バランスも良く特に体幹に力が入っていました。
今日は装具の膝部分のロックを外して膝を伸ばす練習をしてみました。ご本人も膝を伸ばす意識があり、3秒ほどですが両膝に力を入れて膝を伸ばして立つ事ができました。非常に大きな進歩です。
立位をとることは股関節に体重をかける事になり、結果的に股関節の成長につながります。また足の裏からの刺激をたくさん入れる事で、精神的な賦活にも繋がると言われています。ウェルスマイルでは可能な限り装具などを使って立位や歩行訓練を取り入れいます。装具をお使いのお子様がいらっしゃいましたら、是非お声をかけてください。

続いてはうつ伏せをとっているお子様です。股関節に体重を乗せる目的で、うつ伏せの角度を前を高くするように工夫しています。
長内転筋(内腿の筋)の突っ張りが強いので、重力に抗した姿勢をとるとハサミ足になってしまいます。なるべく足を広げたうつ伏せをとる様に設定しています。
また本日保護者様から、ボトックス注射について情報共有して頂きました。注射の効果を最大限引き出すためには注射後のストレッチが必要です。適切なストレッチをたくさん行う事が重要なポイントです。
ウェルスマイルでは理学療法士が3名常駐しているため、ボトックス注射や神経ブロック注射後のストレッチを実施する事が可能です。注射を行った病院のリハ専門職と情報共有を行いながら、適切な運動を行います。
ご利用のお子様で、ボトックス注射や神経ブロック注射を行う予定のある方はぜひお知らせください。

個人が特定できない様に、画像を一部加工しています。

オータムウィークの作品づくりを行なっています。写真のお子様も紙を破る作業を行いました。理学療法士がストレッチをしながら、顔の前で紙を持ち、保育士と協働して紙を破っています。
しっかり紙を持ってくれました。顔の前で実施していますので、紙を目で追っています。
最近ストレッチの効果が出てきて、手で持っている物を見る事ができる様になりました。これからはたくさんの物を持っていろいろな感覚を入力していきたいです。

個人が特定できない様に、画像を一部加工しています。

写真のお子様も、うつ伏せでオータムウィークの作品作りをしています。写真では少し見にくいですが、両手で紙を丸めています。上肢が突っ張る緊張が入りやすいため、背中から理学療法士が頸部・肩甲骨・体幹に対してアプローチを行いながら上肢を使いやすい環境を整えながら実施しています。しかもうつ伏せなので、手元を目で見ています。
お子様の療育を目的としてお子様ができる最大限の能力を発揮しながら作品を作っています。
完成が非常に楽しみです。

ウェルスマイルではお子様の「個の成長」を第一と考えてサービスを提供しています。
また医療と福祉の橋渡しとして、特に医療スタッフとの連携強化を行いながら関係各所と情報共有を行っていきます。医療職が多く在籍している特徴を活かして、他ではできないサービスを展開できればと考えています。よろしくお願いします。

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