ご利用して頂いているご家族の皆様には3月の利用希望票をお渡ししています。数名の方から質問があったのでこの場を借りてお知らせします。
掛川市から送られてくる緑色の紙の「受給者証」にウェルスマイルの印鑑が押してある場所があると思います。そこに「契約支給量」の欄に手書きで「〇〇日/月」と日数が記載されています。
これはウェルスマイルは月〇〇回しか利用できないわけではありません。
月の利用回数は、「契約支給量」が書いてある面の裏側に「放課後等デイサービス基本(重心)〇〇日/月」と書いてある欄があります。この日数が月に利用できる日数の上限です。
2箇所以上の放課後等デイサービスを利用されているお子様がほとんどだと思いますが、2箇所の事業所の利用回数の合計が先ほどの回数を超えない様にという事です。
少し分かりづらいと思いますが、わからない事があればご説明します。ぜひ声をかけてください!
今日実施した飲み込み練習の場面です。先日より大好きな味のジュレで行っています。前回同様スムーズの行う事ができました。口を閉じて飲み込む場面が見られます。ただ回数を重ねると、喉を「ゴクッ」と鳴らして飲み込む場面が見られました。飲み込んだ後に食べ物が残る音は聞かれませんが、少し気になる音です。次回言語聴覚士の先生が来てくれた時に音の原因と対応策などを聞いてみたいと考えています。ウェルスマイルは多職種が療育に関与しているので色々な相談ができます。それがウェルスマイルの強みです。
ハンモックを行った場面です。ハンモックは揺らす刺激を入れる目的で行います。単に揺らすだけではなく、揺らす速さ(ヘルツ)が重要です。適切な揺らしができると、緊張が落ちたり不随意運動が止まります。写真のお子様も床に座っている時は不随意運動が起こりますが、ハンモックを行った時はリラックスして動きがありませんでした。
揺らす刺激は写真の様な横方向と、ブランコの様な前後方向の2種類を行うのが理想です。理由は揺らしを感じる身体の器官(耳石器)が左右と前後方向に分かれているからです。
子供は遊びの中で成長していきます。その遊びの中にも成長する理由があります。ウェルスマイルで実施している療育は外から見たら遊んでいる様に見えますが、成長過程や刺激の意味を考えて遊びを提供しています。そこが他の療育との違いです。
前回に引き続き、色々な物を持って袋に入れる作業をしました。お子様の右手に注目してください。スーパーボールを持っていますが、持ち方は「握り」です。親指以外の4本の指で掴んでいるイメージです。これを最終的には「つまみ」に近づけていく事が目標です。「つまみ」に近づけるために重要なのは親指です。親指と他の指が向かい合う様な動きができると良いです。そのために写真のような細かい物を持つことも重要ですが、太い棒を持つことや手を広げて手に体重を乗せる動作などを行っていきたいです。
このように「つまみ」を獲得するためには「つまみ」動作のみを行うのではなく、手の発達段階に合わせた支援を行っていきたいと考えています。