今日の未明から明日にかけて大寒波が到来します。高校からは電車などの公共交通機関が止まったら、自宅待機との連絡もありました。本格的に寒いみたいなので、皆様ご注意ください。
今日はSTの先生が来てくれました。2名のお子様の食べる状態をチェックしていただきました。写真のお子様は継続的にチェックを受けています。今日はチャイルドシートで実施しましたが、背もたれ有りと無しで違いがあるかを聞いてみました。
基本的には背もたれの有無は飲み込みの発達状況で判断すると良いとのアドバイスを受けました。具体的には飲み込みの状態が未発達の場合は、背もたれありを選択し角度をつけて調節するのが良いとの事です。写真のお子様の場合、飲み込み自体は問題ないので背もたれなしで良いとの事でした。したがって食事動作に背もたれの有無は影響しないとの事です。
一方、写真にはありませんがもう一人見て頂いたお子様は飲み込み自体に問題があったため、身体の角度と頭の位置が重要との事でした。STの先生に細かいアドバイスをいただきました。
このように、ウェルスマイルでは専門家の意見を取り入れながらあらゆる療育を実施します。
装具を使って立つ練習をしました。今までは体全体を支えて立つ練習をしていましたが、今日は骨盤を支えるだけで約5分程度立つ事ができました。骨盤介助で立つ練習を行うと、いろいろなことに気づきます。体重は左足に掛けやすいです。そのまま立たせると、約6対4の割合で左足に体重がかかっています。左右均等に体重を誘導しても立位保持可能です。
そして写真でもわかると思いますが、胸を張る様な立ち方をしています。この立ち方ですと膝が折れることはありませんが、歩行に繋げるためにはもう一工夫必要です。そのために、骨盤を少しづつ操作して胸を張らなくても立てる様にしていきたいです。
ウェルスマイルでは専門職による療育を実施しています。これからも多職種の意見を取り入れながら、質の高い療育を目指していこうと考えています。