今日のアイキャッチ画像は松ぼっくりです。写真では大きさが分かりませんが、私の握り拳程度の大きさです。これは掛川市立さかがわ幼稚園からいただきました。私が掛川市の委託事業で市立幼稚園の巡回指導を行っている関係です。さかがわ幼稚園さんありがとうございました。ウェルスマイルの保育士が製作に使うそうです。何に変身するか楽しみです。後日紹介させていただきます。
最初の写真です。先日保護者様に療育の報告をさせていただいた際に、トイレに行きたい時に一人で移動できるようにしたいとの要望がありました。
早速本日トイレに行きたい様子でしたので誘ってみました。ズリ這いでの移動でしたが、トイレまで移動する事ができました。やりたいときにやりたい事ができることが「自立」です。ウェルスマイルでは療育の目的である「自立支援」を積極的にアプローチしていきたいです。
続いての写真です。理学療法士が上肢のストレッチを行っている横で、保育士が「カリンバ」を演奏しています。「カリンバ」は別名「ハンドオルゴール」とも言われ、オルゴールの様な優しい音色です。動画でお見せ出来ないのが大変残念です。
写真のお子様はリラックスすると聴覚の刺激が入りやすくなります。本日はうつ伏せを30分程度行った後に仰向けでストレッチを行い、十分にリラックスした状態でカリンバを演奏しました。
目線も保育士に合っており、演奏を心地よく聞けていた様子です。
重症心身障害児は同じ姿勢をとっている事が多く、常に緊張している状態です。1日1回でも緊張をとってあげることも療育の一つです。
次の写真です。普段は仰向けか車椅子に座っている事が多いお子様です。本日は仰向けでストレッチした後にうつ伏せにチャレンジしてみました。Yogiboを使ってうつ伏せを行なってみると、緊張が落ちてきました。特に上肢の力が抜けるのがわかったので、今度はお子様の顔の前で両手を合わせるように誘導しました。仰向けや座位の時は両手を合わせる動作はあまり出来ないので、今回のうつ伏せはお子様にとって良い経験になったと思います。今後も継続して行いたいと思います。
また、重症心身障害児はうつ伏せや車椅子座位といった背中が着いている姿勢をとる事が圧倒的に多いです。したがって背中がつかない姿勢をとる事も重要です。そういう意味でもうつ伏せは積極的に摂りたい姿勢です。
ウェルスマイルではお子様の特性に合わせた療育を個別で実施します。ブログなどで分からないことなどがありましたら是非ご連絡ください。