今日の様子(2/1)

施設ブログ

2月に入りました。ウェルスマイルは開業から6ヶ月目です。多くの方にご利用頂き大変ありがたいです。リハビリテーションの力でこの地域を良くしたいと思い起業し、お子様たちにリハビリテーションを受ける機会を増やしたくて、この事業所を立ち上げました。正直なところpinprickもありますが、色々な方に支えられながら従業員一同で力を合わせて頑張っていこうと思います。

個人が特定できない様に、画像を一部加工しています。

今日は座位特集です。
背もたれなしで理学療法士が後ろから調節しながら座りました。本日気づいたのですが、この姿勢で座っている時に一定のリズムで左右に揺らすと、背中側の筋緊張が上がらず楽に座る事ができました。固定してしまうとかえって緊張が高くなってしまう事がわかりました。
写真のお子様の場合、一定リズムの揺らしの感覚が緊張を落とす手段かもしれません。次回ご利用時にハンモックを長めに行ってみようと考えています。

個人が特定できない様に、画像を一部加工しています。

先ほどのお子様と同様、背もたれなし後ろから理学療法士が調節しながら座りました。股関節がハサミ足にならない様に注意しながら座位を取ります。足の裏がついて坐骨に体重がしっかり乗ると、不随意運動が若干ですが少なくなります。座った時の背中の角度ですが、垂直に近い角度で座っています。介助で座る場合、背中の角度を寝かせ気味にするより垂直に近い角度にして坐骨に体重がしっかり乗る感覚を入力する方が安定する様に感じます。
色々試してみながらお子様に合った座り方を確立していきたいです。

個人が特定できない様に、画像を一部加工しています。

続いてのお子様は単独で座位をとる事ができます。床に座っている時に骨盤が後ろに傾く姿勢が多いため、椅子座位や立位の時にも事板が後ろに傾いてしまいます。これを是正したいと考えています。骨盤の動き自体は良好で問題ありません。理学療法士が骨盤を誘導して骨盤を前に傾ける様にすると、背筋が伸びてきます。写真がその操作を行っているものです。座位で骨盤が良い位置で保てる様にしたいです。これを繰り返すことで立位姿勢が断然良くなってきます。立位姿勢が良くなると歩行へとつながります。
目標をしっかり定め、それに対して療育を展開する事が重要です。

今日は3人のお子様の座位について書きました。同じベッドでの座位でもお子様によって千差万別です。ウェルスマイルでは一人ひとりのお子様の状態に合わせて療育を行っています。

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