今日は2月とは思えない暖かさでした。明日から日ごとに寒暖の差が激しくなるそうです。体調には十分注意しましょう!
うつ伏せを行っている場面です。成長期のためうつ伏せクッションが小さくなってしまいました。保護者様と相談して、静岡の病院でうつ伏せクッションを再製作して頂くことになりました。完成すれば今までよりもうつ伏せの姿勢が良くなると考えます。リラックスできれば関節を動かす事も楽にできます。良い姿勢のうつ伏せをとっているだけで全身の緊張が落ちてきます。新しいクッションができるのが楽しみです。
それと声がけに対して返事をするように左手をタイミングよく挙げる事が増えてきました。私たちも嬉しくなってしまい何度も声をかけてしまいました。
支援の後半に理学療法士と一緒に座位をとりました。約20分程度行いましたがいつもより不随意運動が少なかった様に感じました。この後立つ練習をしました。リラックスできると顔の表情がすごく良いです。写真では写っていませんが、直ぐ近くでお友達が立つ練習をしていました。それを見ながらニコニコしているようで微笑ましい場面でした。
座位ではお尻でしっかりと体重が支えられている姿勢をとっています。先日もブログで書きましたが、正しい座位姿勢は脊柱起立筋を刺激します。脊柱起立筋は脊柱の生理的なS字カーブを作るのに重要です。体幹の成長を促すのに大切な療育です。
新たな取り組みとして、スプーン・フォークを使って食事をする目標を立てて練習をしています。今日はご自宅からゼリーと食べ物を持参して頂いて行いました。すくう動作はまだ未完成ですが、フォークで刺したものを口まで持っていくことは上手にできます。まずはスプーン・フォークを口まで持っていく動作を確立して、そこから刺す・すくう動作を練習して行きたいです。
写真で使っているフォークは柄を太くしています。まだ細かい指の動きが苦手で摘む力が弱い方には柄を太くすると上手く握れます。その他にもたくさん福祉用具があります。適宜使用しながら食事動作を確立して行きたいです。
前回に引き続き、物をつまんで袋に入れる作業の練習をしています。先日のブログでは親指以外の4本の指で握り袋に入れていました。今回も基本的には変わりはないですが、親指が人差し指に近づいて動く場面が時々見られました。「つまみ」と「握り」の大きな違いは親指が使われているかどうかです。親指を使う感覚を入れていく事が大切と考えています。今後はこの作業以外にも色々考えて親指を動かす様に促して行きたいです。
理学療法士が介助して座る練習をしました。時々緊張が上がって突っ張る事もありましたが、10分程度は座る事ができました。バギーに座るのと違い、後方から介助すると骨盤を操作してその時に合った背もたれの角度を調整する事が可能です。顔の向きで体の緊張が変わってしまうので、微調整をしながら座位保持を行っています。
写真のお子様は明日一大イベントがあるとの事です。緊張せず頑張って頂きたいです。ウェルスマイルのスタッフ一同応援しています!