いよいよ今週末のクリスマスが近づいてきました。クリスマスが終わると正月がすぐ来ます。この時期は公私共に非常に慌ただしいです。やる事が沢山ありますが、漏れがないように確実に進めていきたいです。
今日はSTの先生が来てくださいました。写真は飲み込みの練習をする前の様子です。
ここで注目して頂きたいのは、お子様の手の様子です。サンタのパペットを両手で追っています。今までは片手で追う事が多かったのですが、両手で物を取る場面が多くなってきました。また写真は加工しているのでわかりづらいですが、目でしっかり対象物を見ています。
今までの療育の成果が少しづつ形になってきています。私達もとても嬉しく思っています。しかしウェルスマイルで出来たことが、自宅や学校で出来なければあまり意味はありません。真の療育の成果は、日常生活に反映されて初めて達成されたと言えます。自宅・学校・相談事業所・ウェルスマイルで情報を共有しながら療育を進めていきたいです。
本日2回目のご利用です。だいぶ慣れてきた様子で、座る練習や立つ練習も積極的に行ってくれました。
写真は立っている様子です。立った時に足でしっかり体重を支え、骨盤が自分でコントロールできる立ち方を試したところ、現時点では写真のような立ち方が私達的には最良と思いました。
まずは股関節にしっかり体重が乗るように、まっすぐ立てる様に誘導していくことを実施したいです。骨盤の周りの筋に沢山刺激を入れることで、立位の感覚を身体で覚えてもらうようにしています。
それと能動的な感覚入力も必要ですが、受動的な感覚入力も成長にとって欠かせないものです。しかし受動的な感覚は過敏さがあると、受け入れるのが大変なことが多いです。感覚入力は運動出力とセットで考えていくことで、少しづつ感覚を受け入れることができると言われています。
私達も日々勉強しながらお子様に良いことを積極的に取り入れていきたいです。
療育は一貫性を持って実施することが重要です。ご利用して頂いているお子様のために、私達も日々勉強しながら療育を進めています。お子様たちから学ぶことも沢山あります。それと、保護者の皆様からの色々な疑問や質問が療育の質を高めると考えています。子供達と共に私達も成長したいと考えています。今後ともよろしくお願いします。