本当に9月最終週ですか?と思うくらい暑い日が続きます。もうすぐ掛川祭りも開催されるので、少し涼しくなって欲しいです。
本題に入ります。今日は嬉しい事がたくさんありました。
少し見えづらいですが、今日は黄色い椅子を使いました。少し柔らかい素材で出来ており、お尻がすっぽりハマる様に出来ています。座ると股関節が90度以上曲がり、骨盤が安定する椅子です。この椅子に座ることで胸より上の体幹を自由に動かす事が可能となります。
写真のお子様は、寝ている時に右手で床を叩く動作を良くします。上肢を動かすことで沢山の感覚入力を自ら行おうとしています。感覚入力を行う事は子供の成長にとって欠かすことのできない事です。しかし仰向けで寝ていると、自分が手を動かして叩いているのを見る事が難しいです。(視覚と触覚の同時入力が難しいという意味です。)
そこで椅子に座って太鼓を叩くようにセッティングしたところ、自らが太鼓を叩いているのを目で確認している様子が伺えました。視点もバチの先を見ています。いわゆる「目と手の協調」です。視覚・触覚・聴覚が同時にインプットされていると考えられます。
先ほどの太鼓を叩いている時に目で手を見ている事が確認できたので、同じ姿勢で絵本の読み聞かせを行ってみました。そうすると、両手を合わせて読み聞かせに集中している姿がみられました。
両手を合わせるという行為は成長にとって欠かせないことで、両手動作の入り口です。両手を合わせることで「左右の認識」「正中(身体の中心)」を認識する事ができます。この動作が見られたことは大きな一歩と思いました。
私達にとって運動(動作)は感覚入力に対しての応答(リアクション)です。良い感覚入力があると、良い運動(動作)が出現します。これらの積み重ねが大きな変化となり、成長へと繋がっていくと考えています。ウェルスマイルではこの様な考えで療育を行っています。
ウェルスマイルはまだ空きがあります。見学も随時受け付けています。また、固定の曜日以外でも利用可能です。皆様からのお問い合わせをお待ちしています。
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