今日の様子(10/31)

施設ブログ

今日はハロウィンということで、ハロウィンのアイキャッチ画像にしようと思ったのですが、良い写真がなかったので、秋口に咲いていた桜の写真にしました。

個人が特定できない様に、画像を一部加工しています。

保護者様からの情報で、学校での授業で行う作業でどうしても肩甲骨周辺に力が入ってしまい、疲労から痛みが出ているとの情報を頂きました。今日は肩周辺からアプローチを行いました。まずはリラックスから行い、肩甲骨・肩関節と自動運動を含めて行いました。だいぶリラックスした様子でした。
私達がストレッチを行うと痛みが軽減するのは良い事ですが、療育としてはもう一つ踏み込みたいです。具体的には自分でリラックスする方法を確立する事、作業耐久性を阻害している因子を把握して作業しやすい環境を作る事です。
前者に関しては、体操などのアドバイスを行う事が重要です。
後者に関しては、学校の作業風景などを見学や聴取して、その時の姿勢の分析、環境設定へのアドバイスが必要と考えます。特に作業机の高さ等で変わってくるので、先生との情報共有を行いたいです。
その場の解決だけではなく、私達が関わっていない場面でできる事を多く増やしていくのが療育には必要です。

個人が特定できないように、画像を一部加工しています。

続いてはうつ伏せで体幹のストレッチを行っている様子です。
今日は下校時間が遅かったので、少し短めのうつ伏せでした。隣に仲の良いお友達が居たため、大変リラックスできている様子でした。リラックスできていると私達がステレッチを行うものスムーズに実施できます。同時にお友達が居るという認識ができている事と考えています。その様な良い反応を積極的に利用して療育を展開していきたいです。

個人が特定できない様に、画像を一部加工しています。

続いての写真です。背もたれなしで座っています。写真のお子様は円背(猫背)の傾向が強いため、座る練習をしながら肩甲骨のストレッチを行っています。その際、頸も支えていません。9月の利用開始当初は首の座りが悪く安定しませんでしたが、最近は頭が垂れてしまっても自分で良い位置まで戻してくる事が可能となってきました。
写真は背もたれなしで座りながら保育士が読み聞かせをしています。写真では分かりづらいですが、保育士の本の高さに注目してください。頭が丁度良い位置にくる視線に合わせています。保育士は単に良き聞かせするのではなく、目線がどこにあるか、本のどこを見ているかを観察しながらページをめくっています。
これは理学療法士と保育士が協働して療育を行なっている一例です。専門職の得意分野を合わせてアプローチをするのが多職種で実施する療育の醍醐味です。

ウェルスマイルは多職種が在籍している利点を活かして、お子様一人ひとりに合った療育を実施します。これからもよろしくお願いします。

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